FIRE後2年、相場をほぼ見なくなった理由|仕組みが感情を消してくれた

FIREして2年が経ちました。

よく「お金の不安はないの?」と聞かれます。正直、あまりありません。でも、最初からそうだったわけではありません。

FIRE直後は、それなりの頻度で投信や株式の相場を確認していました。でも今は違います。月末に総資産の棚卸しをする、その1回だけです。ただし、ひとつだけ例外があって、為替レートはついチェックしてしまいます。債券が全てドル建てなので(笑)

この2年で何が変わったのか。今回はその話をします。

想定外のセーフティネット

FIREして最初に気づいたのは、失業保険という想定外の収入があったことです。退職の事情が重なり、約1年間失業保険を受給できました。ただし、これだけの受給期間を認定してもらえたのは、かなりのレアケースだと思いますので、参考程度に聞いてください。※詳しい事情については割愛します。

仕組みが心の安定剤

「失業保険があったから不安がなかった」というわけではありません。その失業保険が無くなったあとも不安はありませんでした。

振り返ってみると、不安を取り除いていたのは「定期的なインカム収入の存在」だったと思います。想定外の失業保険もインカム収入かもしれませんが、自分で構築した仕組みである「債券の利息収入や株式の配当金」というインカム収入が、心の安定剤になったと断言できます。

相場がどう動いても、決まった日に決まった額が入ってくる。この感覚が「見なくていい」という安心感につながっています。

2024年8月、日経平均が歴史的な暴落をした日。ニュースを見てさすがの私もリアルタイムで株価の動きを追っていました。でも不思議と「不安」はなく、それどころか「株式比率を増やしている最中だから、むしろ買い増しのチャンスでは」とさえ思えました。ルールを決める前の自分だったら、間違いなく狼狽していたと思います。

そして、毎月1回だけ相場を肌で感じる時があります。それは毎月末にやっている棚卸し(総資産チェックと前月比の把握)の時間です。この時になって初めて「あ、この銘柄、今月こんなに上がってたのか」「こっちは下がってたんかい!」という気づきがあり、ちょっとゲーム感覚でやってます。

ちなみに「相場を肌で感じる」ために、金やビットコインなどのいろいろなアセットをほんの少額持っていて、「このアセットってこういう動きしてるんだね」と勉強しています(笑)ただ、あくまでメインの運用とは別枠で、アセットアロケーションのルールに影響しない範囲の『遊び枠』です。ルールを守りながら、少しだけ楽しむ。この楽しみもFIRE生活にメリハリをもたらしてくれます。

まとめ

2年間振り返ってみると、お金の不安を感じなかった理由はシンプルでした。「定期的に約束通り振り込まれるお金の仕組み」を持っていたからです。

最初は失業保険という想定外のセーフティネットがありました。でもそれが終わった後も不安がなかったのは、自分で作った仕組み、つまり債券の利息収入や株式の配当金というインカム収入が心の安定剤になってくれたからだと思っています。

相場は見なくていい。為替以外は(笑)

その状態が、FIREしてからの穏やかな毎日につながっています。

この安心感の土台になっている債券投資について、詳しくはこちらで解説しています。

また、我が家の6つのルールについてはこちらの2記事で紹介しています。