サイドFIREより、フルFIRE。50代の2年後の本音

FIREを考えて始めた頃、サイドFIREという選択肢も頭にありました。

少しだけ働きながら資産の取り崩しをゆるやかに。収入があれば精神的にも安定するというのはわかっています。

でも私は結局、フルFIREを選びました。

早期退職して2年。この選択を後悔したことは、今のところ一度もありません。では、なぜフルFIREすることにしたのか、正直に書いていこうと思います。

やりたかった仕事は、あらかたやりきった

私がIT系の仕事を選び、25年以上続けていたのは、誰かの役に立つソフトウェアを自分のアイデアを取り入れながら作り上げることが好きだったから。

でも社歴が積み上がるにつれて、そういう仕事は少しずつ減っていきました。会議や調整、そして人の管理。「何か違う」という感覚が、じわじわと積み上がっていました。

やりたかった仕事は、あらかたやりきった気がするなぁ

燃え尽きたわけじゃなくて”満足していた”といったほうが正確かもしれません。

そんな時、FIREを考えるきっかけがあり、この”満足感”がFIREの後押しとなったと思います。残りの時間は、仕事や会社のためではなく自分が幸せを感じられることに使っていこう。それが退職を決めた、一番シンプルな理由です。

FIREを決意した瞬間のことは、こちらの記事に詳しく書いています。

サイドFIREを本気で模索した

最初からサイドFIREを選択肢から外したわけじゃありません。ただ、私には、絶対に譲れない条件があります。

それは、「時間的な自由を確保できること。」です

これが担保されないサイドFIREなら、意味がないと思っていました。

では、時間の融通が利いて、自分のペースで働ける仕事があるか、現実にはそんな都合のいい仕事はなかなかありません。

退職後、実際にサイドFIREも模索した時期があり、スキルアップのために職業訓練校に通ったりもしました。25年以上サラリーマンをやってきた人間が、フリーで仕事をするハードルも思ってた以上に高かったです。「学ぶこと」と「それを仕事にすること」の間には、想像以上の違いがありました。

さらに言えば、最近のAIの躍進を目の当たりにして、やりたい業種の先行きが見えにくくなってきたとも感じています。学んだこと自体は今も役に立っていますが、「これを仕事にするのも何か違うかも」という感覚が正直なところです。

結局、都合よく時間的自由を確保できる仕事というのは、なかなか存在しない。それが私の出した結論でした。

サイドFIREで迷ったら・・・

上でも書きましたが、私自身、サイドFIREという選択肢を否定しているわけではありません。

人間、承認欲求はあると思っています。誰かの役に立っている実感、社会とのつながり。それを仕事という形で満たすのは、むしろ健全だと思っています。

私も、フルFIREにシフトするか迷った時に、一度考えてみたことがあります。

「不安だから働く」のか、それとも「働きたいから働く」のか・・・

前者なら、それは仕組みで解決できる問題かもしれない。資産がいくらあれば安心か。毎年いくら取り崩せるか。数字を出して仕組みを作れば、不安を抱えながら働く必要はなくなります。

後者なら、それはとても真っ当な選択だと思います。自分の意志で自分のために時間を使うという点では、フルFIREと本質的に変わらないと考えます。

どちらが正しいとかではなく、どちらが自分に向いているのか。それだけの話なんじゃないかと思っています。

フルFIREかサイドFIREか。私はフルFIREを選びました。ただ、強いて言えば、このブログは私にとって”なんちゃってサイドFIRE”かもしれません(笑)もし、誰かの役に立てているなら、それで十分です。

フルFIREするための仕組みについては、下の記事で詳しく書いています。