
FIRE後の生活費って、正直いくらかかるんだろう。節約生活なのか、それともけっこうかかるのかな?
そう思ったことはありませんか?私もFIREする前は気になっていろいろと調べたりしたものです。
今回は、50歳でFIREした我が家の2025年の支出を全部公開します。カテゴリ別の内訳から、「その他」の正体まで、なるべくオープンにお伝えします。
先に結論を言うと、イギリスにビジネスクラスで旅行したのに、FIRE設計の設計値を100万円以上も下回りました。これは反省です(笑)
我が家の2025年の支出サマリー
まず全体像は以下のとおりです。
| カテゴリ | 年間実績 |
|---|---|
| 食費(外食含む) | 約105万円 |
| 日用品 | 約13万円 |
| 美容・衣類 | 約33万円 |
| 交通費(ガソリン・高速代など) | 約22万円 |
| 固定費(住宅ローン、税金、光熱費など) | 約165万円 |
| その他(旅行などの娯楽費など) | 約340万円 |
| 合計 | 約679万円 |
年間の合計は約679万円。月平均にならすと約57万円です。
「月約57万円」というのはあくまで平均値で、2025年の支出は月によって振れ幅が非常に大きく、旅行や大きな買い物が重なった月と何もない月では、支出額が7倍近く違っていました。

イギリスに行った翌月は、満足感からか気づいたら節約してしまったかも・・・
そんなわけで「毎月コンスタントに57万円使っている」わけではなく、「年間でならすとそれくらい」というイメージで見てもらえると実態に近いです。
「意外と多い」と感じましたか。それとも「少ない」と感じましたか?次はカテゴリごとに中身を掘り下げていこうと思います。
カテゴリ別の内訳と振り返り
食費:月約9万円
月9万円のうち外食が3万円強といった内訳です。
2人暮らしの食費が平均すると7~8万円くらいらしいので、少しは多めに使っているようです。スーパーで250円のスイーツを「いつもより高いなぁ」と棚に戻すことはありますが、基本的には、あまりケチらずに、より美味しい食材を選ぶようにしています。
「食」は人生の楽しみのうち、かなりのウェイトを占めていると思っているので、これからも「食」にはお金を惜しまないように心がけたいところです。
固定費:年間約165万円
この内訳は、住宅ローン・税金・年金・電気・ガス・水道・通信費をまとめた数字です。
固定費の半分近くが住宅ローンです。例えば、通信費のうちスマホ料金は、夫婦2人ともirumoの3GBプランで月額880円で十分やっていけてます。固定費はFIREする前から落とせるところは落としていたので、そのまま継続してるって感じですね。
美容・衣類:年間約33万円
主に散髪と洋服で、割合にして「7:3」って感じでしょうか。FIREした後は「仕事のための服」を買う必要がなくなったので、「旅行に着ていきたい服が売ってたら買う」といったように本当に欲しい洋服だけを買えるのでとても楽しいですね。
その他・娯楽費等:年間約340万円
この内訳は娯楽費133万円+ネット通販46万円+雑費・特別支出161万円です。年間支出の約半分がここに集中しています。
娯楽費の大半は、2025年最大のイベント「ビジネスクラスを使ったイギリス旅行」でした。国内旅行も複数行きましたが、イギリス旅行が8割近くを占めています。なんならネット通販や雑費にもイギリス旅行の準備で購入したものも含まれてるかも(笑)
「ビジネスクラスなんて贅沢だなぁ」と感じる方もいると思います。ただ、これはDie With Zeroでいう「記憶の配当」です。体が元気なうちに良い体験にお金を使う。その体験は長期にわたって幸福感を生み出してくれる。合理的な支出だと思っています。
もちろん「毎年ビジネスクラスで海外へ!」というわけにはいきませんが、経験にはこれからも惜しまず使っていきたいですね。
その他、1年もあるといろいろと支出が発生するもんです。比較的大きめのものをリストアップするとこんな感じです。
- 食器棚の買い換え(約25万円)
- 旅先用のノートPC(15万円)
- タイヤ購入(約10万円)
- Nintendo Switch2(夫婦1台ずつ、約10万円)
- 知人へのギフト(約20万円)
- 実家への仕送り(約40万円)
後悔するようなものにはお金を使っていないので、必要経費といったところでしょうか。
収入と収支結果
支出の話をしたので、収入についても整理しておきます。
我が家のインカム収入は年間約300万円(債券利息+高配当株の配当金)
支出679万円-インカム収入300万円=取り崩し額379万円という計算です。
ただ、2025年は株式相場が好調だったこともあり、インカム収入+含み益の増加が取り崩し分を上回り、総資産は2024年末より増えてしまいました。設計上は減っていくはずのものが増えるというのも、それはそれで複雑な気持ちです(笑)
2025年の反省会
私のFIRE設計では、年間支出は最低でも800万円としています。株式の利回りが0%でも85歳のゴールに向けて「余裕ある設計値」として引いた線です。
2025年の実績は679万円。つまり私のプランと比べて121万円少ない支出で終わったということになります。本来ならお金を使わずに済んだんだし、喜ばしいことかもしれません。ただ、我が家のルールにおいては、あまり喜ばしいことではありません。「使えるお金を使わないまま歳をとる」という望まない結末に進んでしまうからです。
では、なぜ支出が抑えられてしまったのか。
原因はおそらく「使う技術の欠如」だと思います。
FIREすると決めてからマネーリテラシーを高めたくて、いろいろと勉強した結果、まず合理的な支出を思考するようになったと感じています。「望んだ経験には惜しまずにお金を使う」と心のなかではわかっていても、いつのまにかブレーキがかかるんです。
スーパーで250円のスイーツを棚に戻す、Amazonのカートに入れたものを数日眺めてから削除する、なんてことを繰り返しているような気がします。
FIREしたら自由に使えるお金があるから使っていこう、と思っていましたが、現実の私は「使う技術」が全然身についていなかったんです。
2026年の新たな取り組み:バケットリスト
2025年の反省会を受けて、その解決策として2026年から「バケットリスト」を作ってみました。これまでは、漠然と「今度○○やりたいね」という話は夫婦間でしていましたが、キチンと書きだして夫婦で共有できているものはありませんでした。
バケットリストを用意することで、やりたいことの優先順位をちゃんと考えられるようになるのでは、と期待しています。あらかじめ「今年はどこに行くのか」「何を経験するのか」を決めておく。使い道が先に決まっていれば、お金の出口は勝手に開きます。
年間800万円というのは「上限」ではなく「最低限の目標」です。

2026年はもう少し意識的に使う年にしてみせます!
2026年の成果はあらためて報告します(笑)


